働きながら障害年金をもらえますか?
質問:障害年金は働いていてももらうことができますか?
回答:はい、もらうことができます。
働きながら障害年金を受給することは可能です。
厚生労働省の「令和元年障害年金受給者実態調査」によると、障害年金を受給している方のうち就労している方は、約34%となっております。
ただし、障害の種類によっては審査に影響することもあります。
例えば肢体等の外部障害は、その状態や程度が数値で表されることがありますが、そのような場合は一定の基準を満たしていれば実際に働いているか否かに関わらず障害年金を受給できるケースが多いようです。
一方、うつ病等、数値で表しにくい精神の障害等の場合は、働いていることにより障害の程度が軽いと判断されることもあります。
しかし、どのような働き方かによって、例えばフルタイムで毎日働くのは難しいが、週に数回、数時間、周囲のサポートを受けながら、等であれば障害年金を受給できる可能性は十分あります。
実際どのように働いているのか、働くうえでどのようなことに困っているのかを客観的、具体的に申立書に示すことが大切です。